令和7年3月6日、うるま市健康福祉センターうるみんにて「法人後見受任体制の整備に係る協働支援活動に関する協定」締結調印式を開催し、うるま市社協で実施する法人後見受任事業の法人後見サポーターの派遣など協働支援活動に関しての協力協定を「社会福祉法人 緑和会」と「社会福祉法人 起産石川」の2か所の社会福祉法人と締結いたしました。

 社会福祉法人との法人後見協定締結は、沖縄県内で初めての取り組みとなります! 

 この協定は、社協と協定法人の相互理解による信頼関係と協力関係を基本とし、『社会福祉法人としての公益的取り組み』の一環として、うるま市内地域における法人後見活動を共に推進し、住民が安心して暮らせる地域社会づくりに資することを目的としています。 

 本協定により、協定法人から法人後見サポーターとして福祉専門職の職員を派遣してもらい、組織的な後見等活動の協力や、法人後見サポーター養成研修への講師派遣の協力を協定法人へ要請いたします。

 社協の名護会長は、「法人後見サポーターとなる皆様は、支援を必要とする市民の一縷の望みとなっています。社協がこれから行う法人後見事業のパートナーとして、ぜひ、地域の支援を必要とする市民のためにお力を貸していただければと思います」引き続き理解・協力を求めました。 

 協定法人の緑和会 上村 哲 理事長は、「サポーターとして当法人の職員を派遣して、一緒に障がい者やご高齢の方が安心して生活できる生活環境の実現に向けて努力してまいりたいと思います。今回の締結によって、当法人の職員の質の向上と、うるま市が住みよいまちとなるよう期待しております」との思いを述べられました。

 また、起産石川 太 直美 理事長 は、「かねてより法人後見の必要性を感じておりましたが、この度協定締結したことに対し、ほっとしたと同時に、責任の重さも感じているところです。これから協定法人やサポーターが増えていくよう、当法人も協力してまいります」と熱い言葉をいただきました。

 派遣された法人後見サポーターは、社協の専門員の支援計画に基づき、被後見人等の定期的な訪問見守りによる生活状況や心身の状態の把握、生活費等の支払いなどを行います。

 必要な方が成年後見制度を利用でき、誰もが人権や財産などの権利が守られ、住み慣れた地域で自分らしい生活を送り、安心して暮らしていけるよう社会福祉法人連携・協働による法人後見事業を展開してまいります。

 ~安心してください!うるま市には社会福祉法人があります!!~