7月5日(金)健康福祉センターうるみんにて、うるま市内の社会福祉法人のネットワーク構築とうるま市の地域ニーズに対応した地域福祉サービスの充実並びに協働事業等の推進を目的に「うるま市社会福祉法人ネットワーク連絡会」を開催しました。
当日は、高齢・障がい・保育分野の市内社会福祉法人から13法人・20名の皆様が参加し、社会福祉法人連携による『法人後見の体制づくり』や『フードドライブキャンペーン』、『福祉のお仕事・就活応援フェア』、『防災(減災)に向けた各法人の取り組み』などについての情報共有や意見交換を行いました。
『防災(減災)に向けた各法人の取り組み』においては、令和6年4月3日に沖縄県内に津波警報が発令された際の各法人の対応状況等をご報告いただきました。
各法人からは、「徒歩で全園児を30分かけて高台まで避難させたが、飲料水やトイレが無く困った」「ヘルパーが在宅の寝たきり高齢者を車いすで避難。途中、別の社会福祉法人の車両に乗せてもらい、食事も提供していただいて、ありがたかった」「園の駐車場を開放した」「高台にある施設なので、食事などを準備し、市民の受入れを行った」「平時の自治会と連携した訓練が役立った」などの報告がありました。
幸いにも津波の到達はなく、事なきを得ましたが、避難マニュアルの見直しや避難方法、安全確認など各法人とも多くの課題が明確となった。
社協では、継続して連絡会の実施や地域福祉の推進に必要な各種研修会の開催、うるま市の福祉課題解決に向けた協働事業などを実施していきます。