『懇談会』で地域のことをみんなで考える!!
うるま市社協では、具志川(7月28日)、勝連・与那城(10月5日)、石川(10月19日)の各地区で地域懇談会を開催しました。懇談会には自治会長や民生委員、ボランティア活動者など37名の皆さまに参加していただきました。
地域懇談会とは、地域の方々が参加して、普段の暮らしで感じていることや、暮らしやすい地域にするためには何が必要なのか、“地域のこれから”をみんなで話し合う場(懇談会)です。
今回の懇談会では、『地域が抱えている福祉課題』と『こんな地域だったら良いな~』をテーマとして、様々な意見を出し合い、地域を良くするために何が必要なのかを話し合いました。
グループに分かれて、地域が抱えている福祉課題や現状をそれぞれ考えます。それをふせんに書いて貼っていき、みんなの意見を見えるかたちでまとめました。
その中で「地域の絆が弱くなってきた」「住民の地域(自治会)活動への関心が薄い」などが地域の課題として挙がりました。
その後、こんな地域だったらいいな~のテーマでは、「地域全体で子育て」「世代間交流が盛ん」「安心・安全な地域」など、うるま市の将来について参加者みんなで意見を出し合いました。そして、そのために自分たちでできることは何かを話し合い、「若者の声を聞き、若い世代が参加できるように工夫する」「居場所づくり(サークル、寺子屋、木の下ゆんたく会等)」など地域の力でできることを考えました。
最後にグループで話し合われたことを発表し、様々な意見を共有しました。
参加した方からは、「いろいろな意見が聞けて良かった」「他の地域の活動を知ることができて楽しかった」「子ども会や老人クラブの活動へ協力したいと思った」「子どもの居場所づくり必要」などという感想がありました。
一人ではできないことでも、二人三人と増えれば大きな力になります。まずは『みんなで考える』ことが地域を良くする第一歩となります。
懇談会でのご意見は、地域の皆さまの貴重な声として、地域福祉活動計画の策定や地域での福祉活動に活かしていきます。また、挙がった課題を地域全体の課題(我がごと・丸ごと)として、主体的に地域で解決していく活動につながるよう支援していきます。